毎年4月24日の「世界髄膜炎デー」に呼応してその前後で開催されるイベントである『知ることで守れるこどものいのちと笑顔』
今年も4月25日(日)に大阪市の「あべのハルカス」で開催予定でしたが新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、緊急事態宣言が発令されたこともあり、一度は中止となりました。
元々会場側も雲梯側もかなり慎重な感染対策を前提に慎重に準備を進めてはいましたが、さすがに感染拡大リスクも大きい中で強引に開催はできず、運営陣が早めに「現地開催中止」→「web開催に変更」という決断となりました。
(結果的には緊急事態宣言期間延長となり、百貨店も休業となり、運営側の早めの決断はありがたかったです)
その後、会場提供してくださることになっていたあべのハルカスから「時期をずらして、規模を縮小して開催」というありがたいご提案を受け、7月23日にあらためてリアル開催の運びとなりました。
このたび、報告書が完成し、お届けいただきましたので、遅くなりましたが合わせて報告させていただきます。
例年のような「みんなでわいわい」お祭りテンションで、というわけにはいきませんでしたが、今できる形での開催。
百貨店内の「街ステーション」というこじんまりだけれど、温かいスペースをお借りしての1日。
密を避けるためにいつもの学会展示のようなスタッフが張り付いて来場者にお声かけ・手渡しするスタイルもなし。
各団体が工夫・趣向を凝らしてのパネル展示を来場された方にお好きにご覧いただく形でした。
その他、感染対策をしっかりした上でのワークショップ、そして、当初は現地開催予定だったセミナーを動画にて上映。
例年のスタイルと比べればアピール力は大人しめだったのは確かですが、それでもベビー・こども服売り場のフロアから「なんだろう?」と足を止め、パネルを見てくださる方もいらっしゃいました。
会場が百貨店ですからターゲットはまさに「普通の人たち」です。
例年のイベントや学会展示のように「そのためにそこに来た」人たちではなく「来てみたらなんかやってた」のを見つけて足をとめてくださる方々。
人数として多くはなくてもそういう方たちに何かしらのメッセージとして届いていたら、、、
それはこの今回のスタイルならではの成果ではないかと感じています。
ご来場くださった皆様や感染対策に神経をすり減らしながら開催を実現させてくださった主催側スタッフと百貨店の皆様に心から感謝の気持ちを伝えさせていただきたいと思います。
なお、こちらのYouTubeチャンネルにてアーカイブをご覧いただけます。
おうち時間にどうぞアクセスなさってみてください。
☆コロナ禍の今だから知りたい セミナー動画
*「感染症に負けない!
たいせつな人を感染症から守るために知っておきたいこと」
大阪市立総合医療センター 感染症内科 白野倫徳先生
*「新型コロナウイルス3つの顔」
大阪赤十字病院 小児科 坂本晴子先生