18日、日本財団CANPAN NPOフォーラム主催の出版セミナーに参加してきました。NPOが本を出すということ~ファンを増やそう!!どんなことが、本になるの?~というタイトルで、日本で唯一の出版支援NPO 企画のたまご屋さんによるご指導のもと、たいへん興味深いセミナーでした。
つばめの会には、伝えたいことがたくさんあります。まずは、食べない・飲まない子どもたちが存在するということ。この症状が、原因不明の場合も多いこと、お医者さんにもあまり知られていないということ。そして、チューブをつけた生活がどんなに大変なものか、周囲の無理解や親切なつもりのアドバイスがどんなふうに親子を追い詰めるのか。自分の力で食べるとはどういうことなのか、普通の子どもとどこが違うのか。
これまでも、少しでも多くの方に知っていただけるよう、ウェブサイトを作り、パンフレットを作成し、ニュースレターを発行したり、学会に出展したりといった活動をおこなってきました。そして、少しずつ、乳幼児の摂食障害の認知度が、じわじわと上がってきたことは感じています。しかし、一般の方にもっともっと知っていただく手立てはなにかないものだろうか?私たちの活動や思いを書籍として出すということは、そのひとつの形かもしれません。その可能性を模索する、本当によい機会をいただきました。
どんな人に向けて、なにを伝えたいのか。私たちがみなさんに、社会に還元できる価値はなんだろうか。書籍化が実現できるかどうかは神のみぞ知るところですが、私たちの活動を深く掘り下げる機会であるとともに、またひとつ希望と目標ができました。みなさま応援よろしくお願いいたします!