11/12(日)に日本小児神経科学会主催の「医療的ケア」
朝から夕方までびっしり詰まったプログラムで、
医師・看護師・
会場となる講堂前には、
こちらの予想を上回り、
もっと多く持参すればよかったと反省しました。
このセミナーは、支援の方法、
つばめの会に多い経管栄養児はまさに医療的ケア児ですので、
私達には全て重要なのですが、報告として、
今後の参考になるポイントを上げてみたいと思います。
・医療的ケア児の7割が重症心身障害児である(
・学校での医療的ケア実施により、医療的意義だけでなく、
・
・自治体ごとに運用および実態に違いがあるのが現状である(が、
・在宅医療から家庭での医療ケアを支える方がいる。
・
・
・成人対象の在宅医療の医師が小児も診察してくれる方もいるが、
・
・
・胃チューブの管理はやはり、胃に入っていない、
親の立場からすると医療ケア児対策は、
しかし、このように、
熱心な先生方が大勢参加されていることも事実です。
医療的ケア児については個々の患者や環境の影響が大きく、
ひいては子供のよりよい環境づくりにつながると感じました。
そのためにはつばめの会は親にも、医療者・行政・福祉・病院・
より前向きなコミュニケーションを取れる技術や心構えを伝えてい
さて今回は患者側の講師として衆議院議員で総務大臣の野田聖子さ
野田聖子さんのお話は、
・医療的ケア児も学校に行かなければならない。
・医療ケア児が保育園に断られているような現状がある。
・野田さんは、「看護師をおけば保育園に入園できる」
しかしこれが「野田さんだからできること」と言われてしまう。
そうではなく「看護師がいれば入園できる」
・医療ケア児の親は「学校に行かせるだけありがたいと思え」
・教育現場で憲法違反をやっているのが現状であるが、
一般の親が口にすると「なんと生意気な」「そんなわがままな」
私たちと全く同じ思いで、
盛りだくさんだったセミナーですが、
小児神経科学会サイトに記載の本日のプログラム等は下記の通りで
主催者およびセミナー講師の方々、
日時 2017年11月12日(日)9:30-17:30(
会場 東京大学内医学部鉄門記念講堂
対 象 重症神経疾患児・重症心身障害児(者)等の、医療・療育・教育・
プログラム
◆午前の部:小児等の在宅・地域生活を支える医療的支援について
開会の挨拶 第14回研修セミナー大会長 米山 明(日本小児神経学会社会活動委員会)
1.「医療的ケア」と支援体制など-
北住映二(心身障害児総合医療療育センター所長)
2.小児等在宅診療を通じて地域生活支援を考える(福祉・
宮田章子(さいわいこどもクリニック)
3.在宅生活を支えるリハビリの役割
直井寿徳(スマイル訪問看護ステーション)
4.小児等在宅医療を地域で支えるネットワーク作り(医療・
谷口由紀子(淑徳大学看護栄養学部地域看護学)
5.行政説明1 小児等在宅医療について
桑木光太郎(前:
6.親の立場から『医療的ケア』について、支援者へ望む事
野田聖子(衆議院議員)
◆午後の部:学校等における医療的ケア
7.行政説明2「学校等における医療的ケア」
分藤賢之(文部科学省初等中等教育局特別支援教育課)
8.『医療的ケア』必要児童生徒への教育支援:
大山衣絵(東京都立光明学園)
9. 呼吸・嚥下・栄養関連の医療的ケア~人工呼吸・気管切開・吸引・
山口直人(
10.「指示書」は医療と教育の連携ツール:
中谷勝利(東京都立大泉特別支援学校/
11.今後の医療的ケアについて
高田 哲(日本小児神経学会社会活動委員会委員長/
◆質疑応答、閉会の挨拶