第121回日本小児科学会 患者会展示1日目を終えました。
金曜日のため人手は少なく、また、5階という人の少ないフロアではありますが、充実した展示となりました。
千葉大学大学院 公衆衛生学の羽田明先生とは、先週のVHO-net関東学習会でお会いしたばかりですが、ブースにお立ち寄りくださいました。
羽田先生はつばめの会の顧問の田角先生ともご連絡を取っていらっしゃる先生で、応援くださいました。
病気のあるおこさんのお母様が開発した子どものためのサプリメントmogさん、ずっとニアミスで、やっとお会いすることができ、mogは安全安心な製品であることをご説明いただきました。栄養の偏りの気になる場合の利用、良さそうです。
本日は栄養に関するポスター発表が2件ありました。
1件は、つばめの会でのご講演も大好評だった神奈川県立子ども医療センターで偏食外来をされている大山牧子先生です。
ポスター発表の質疑においても「子どもが食べないことで親は大変傷ついている」ということをご発表されていて、また、この仕事を、これだと思ってされている、という情熱的なご発表で、質問が殺到していました。
もう1件は浜松市発達医療総合福祉センターの遠藤雄策先生です。
経管依存症への行動分析学的アプローチをされ成功した事例のお話でした。
小児科からの積極的アプローチをしてくださり、つばめの会に多い印象の事例でしたのでお声がけさせていただきましたところ、遠藤先生は既につばめの会のサイトをご覧下さっていて、資料もお読みくださっているとのこと、大変ありがたく感じました。また、近隣の方からの問い合わせの際の対応をしてくださる施設としてご協力くださるとのことで、とても心強いです。
その後、改めてブースにもお寄り下さいました。
他にも「このようなケースをみている先生にお渡ししたい」というお声掛けなど沢山いただきました。
医療的ケア児でもある、このような子供は増加していると考えられますが、その分、知識と対応が共有され寄り良い医療や福祉につながることを願い、また明日からの2日間に臨みます。
明日からの2日間で学会にご来場の先生方、ぜひ5階までお立ち寄りください。
千葉大学 羽田先生
何度もご挨拶の機会を逃していた、病気の子を持つ親が開発したという子供用のサプリメントのファインテさん。もっと詳しく知りたいので会期中にブースにお伺いしたいところです。
ポスター発表での神奈川県立子ども病院の大山先生。日帰りとのこと!
浜松市発達医療総合福祉センターの遠藤先生
遠藤先生がなんとブースまで来てくださいました!
福岡地元の展示応援の方も来てくれました。小さく生まれNICUにいたお子さんの摂食を思い出すと、当時、つばめの会があったら良かったのに…と。
今からでもより多くの方が苦しまずにいられるきっかけを作りたいです。