活動報告

日本嚥下医学会展示 新潟りゅーとぴあ ご報告

2024/2/9(金)~2/10(土)にかけて、新潟市のりゅーとぴあにて開催された日本嚥下医学会に展示させていただきました。
大会長の井上誠先生よりお声がけいただき、初めて展示させていただくことができました。
これまでお会いしてお話させていただく機会のなかった医療者の皆様に対し、私たちの活動や有用な情報についてお話させていただくことが出来ました。
特にこの学会では真摯に「成人や高齢者をいままで診てきたので、まったく知りませんでした。勉強させていただきます」というお声や、
「医療的ケア児のことを診てほしいという声がかかっているものの、小児について幅広く知らないとなかなか難しいのではないかと思っていた、書籍の紹介がありがたい」といったお言葉をいただきました。 
とても真剣に、真摯にとりくんでいらっしゃる医療者の方が多い学会だという印象を強く持ちました。
このような子供の飲食に関しては、基礎疾患・障害・医療的ケア・栄養・少食・偏食・発達・保育・療育 に関わる幅広い職種の方が関与し、また施設によって中心となって対応される職種や担当者が異なることもあります。
多くの方が今回ブースにおいでくださった方のように少し気にしてくださることで、子供を取り巻く環境だけでなく、これからの食事が少しずつ変わることがありますし、少しの変化で家族や状況が変わっていくきっかけとなることも可能です。
小児に関わることが少ない、という先生も真摯に聞いてくださる方が多く胸が熱くなる展示となりました。
このような機会をいただき、ありがとうございました。
お話した全ての方の記録を取ることは難しかったのですが、当日の様子や先生方との話題など個々の写真にて紹介させていただきます。

高知医療センターの耳鼻咽喉科、土井彰先生です。新生児の摂食嚥下障害を診ているが、原因がわからないことが多いとのこと。貴重な情報ありがとうございましたと言ってくださいました。

鳥取大学医学部附属病院 リハビリテーション部 清水洋子先生がお越しくださいました。
通院でも注入しながらの移動が保護者にとっては負担と感じる保護者が多いとのことです。他府県だとしてもこの問題に詳しい施設と病院間の連携が取れるのではないかという将来の希望についてお話ししました。

スレプトウェル代表の上田照子様がお立ち寄りくださいました。小児神経科学会にも初出展されるそうです。

ピジョン株式会社、黒石様と鈴木様がお立ち寄りくださいました。ピジョンさんは、歯科や小児科の先生方とも連携して開発や問い合わせに真摯に取り組まれていて、すごい企業だと感じます。来年度はつばめの会のセミナーのご後援もいただきます。メーカー、患者、医療者、行政…立場に関わらずこの問題に前向きに取り組んでくださる方がいること、心強いです。ありがとうございます。

昭和大学歯学部の渡邉賢礼 先生がお立ち寄りくださいました。渡邉先生は今回の大会長の井上先生ともご一緒にお仕事をされ、またつばめの会の顧問の弘中先生の教室で働かれています。摂食嚥下に関わる専門家の中で小児や発達を踏まえて取り組んでくださること、その重要性や家族の現状を関わる方に知っていただきより適した診療を患者が得られやすくなるには、という、つばめの会の目指す未来の話題になりました。お忙しい中でお立ち寄りくださりありがとうございました。

神戸大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科の古川先生です。来年の学会の事務局長をされるそうです。耳鼻咽喉科の先生も嚥下には重要な役割を果たす専門家です。この問題は本当に多くの職種が協力し関わることになると実感します。来年の大会はその中でも「みんなが主役」というテーマで、やはり患者が重要であると来年の大会長の先生も仰っていると伺いました。小児については詳しくないと書類をお持ちくださいました。

第47回日本嚥下医学会学術集会 展示のお知らせ
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2024年最初の学会展示のお知らせです。 明日 2/9(金)より2日間の予定で新潟市りゅーとぴあにて開催される、第47回日本嚥下医学会学術集会 に出展させていただきます。この学会に出展させていただくのは初めて...
2024.02.09
北関東摂食嚥下リハビリテーション研究会 展示のご報告
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2/18(日)はつくば国際会議場 多目的ホールで開催されたに北関東摂食嚥下リハビリテーション研究会に展示させていただきました。 今年は世話人の高木歯科の手塚先生のお取り計らいで、メーカーさんだけでなく患...
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