第1回 東海交流会 概要
6月9日(土)につばめの会の東海交流会を実施しました。
第1回となる東海交流会は、愛知学院大学歯学部病院で摂食外来を行っている野村佳世先生をお招きし、ご講演をいただきました。
ご講演内容
野村先生のご講演は、子どもが食事を口で食べられるようになるために必要な口腔の機能などの発達段階と、
それに伴う食事の形態(見た目なども含めて)についての話でした。
中でも、食事の形態と子どもの集中力の関係については、もう高校生になった娘にも心当たりがある話でした。
食事のスピードが遅い、とムダに注意ばかりしないで、
彼女の食事への集中が持続できる時間内で食べられるように食べやすい形態をまだまだ心がけてあげれば良かった、と反省。
また明日への活力となりました。
充実した質疑応答や交流
野村先生にはご講演の上に会員からの質問にも丁寧にお答えいただき、さらに参加者の満足度が高まりました。
あっという間の2時間で、せっかく出会えた皆さんと、連絡先も交換出来ないまま、急かされるように撤収して会場を後にしたのが唯一の心残りです。
第2回は交流会をメインに行いたいと、すでに考えているほど、とても充実した時間になりました。
全員参加の会
最後に、今回の交流会の成功は、すばらしいご講演をくださった野村先生、当日のつばめの会スタッフの尽力、さらに名古屋近辺にお住まいの子どもが食べることに困っている皆さまのおかげです。
このような手作りの会を成功に導くには関与する全員の前向きな参加が欠かせません。
摂食・嚥下に問題のある子の子育てが常にこのような情報を得られるような社会になるよう、気持ちを新たに活動したいと感じます。