活動報告

手づかみ食べ用の食品に関する論文のご紹介

アメリカ小児科学会では手づかみ食べの推奨をしているそうで、向いている食べ物についての論文がありました。

http://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0009922817733701

この論文のアブストラクトのみ、つばめの会で和訳してみました。
以下、素人の訳なので間違いなどある可能性もありますが、ご了承ください。

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米国小児科学会(AAP)は、ファーストフィンガーフーズ(FFF、はじめての手づかみ食べ用の食品)をいつ始めるか、またどのタイプの食品で始めるべきかを推奨しているが、FFFとして市販されている製品がこれらの推奨事項に準拠しているかどうかは不明である。
我々は、AAPの推奨および製品の安全性への準拠について41名の成人製品テスターによってFFF製品を評価した。テスターには各製品を口中で溶かすよう指示した。
製品特性、製品の安全性に関するコメント、および各製品の溶解にかかる時間を記録した。
すべてのAAP基準を満たしたのは2製品のみであり、追加の2製品については安全性の懸念が生じた。
ある製品の溶解性は、包装から取り除かれた後に大きく変化した。
消費者は、乳児/幼児による摂取用に販売された製品がAAP勧告に従っていると想定すべきではない。
また、元の包装から出された製品には均一性が変化する可能性があり、これは窒息の危険性を示すものである。
これらの食品の表示とマーケティングに関する規制の整備にはさらなる研究が必要である。
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食への自主性を促す手づかみ食べについては、つばめの会の顧問の先生も重視されており、私たちも注目しています。

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