クラウドファンディング2日目で70%達成!
つばめの会の初めてのクラウドファンディングが2日目となりました。
私たちのような小さな団体で信頼してもらえるかと心配しながら開始しましたが
大勢の方のご支援により早くも目標の70%を超えました。
本当にありがとうございます。スタッフ一同、驚きとともに大感激しています。
安心しすぎずきちんと達成できるよう尽力します!
さらなるご要望
そして早速、「字幕でなくて吹き替えも」というお声もいただいています。
またこの動画を広く知っていただいて 多くの支援者および家庭で正しい知識を得ていただくことは
この問題の取り組みの終わりでなく議論のスタートだと思います
応援コメント企画
そこでこの動画について、そしてつばめの会について
大勢の方に改めてお伝えしたい、という意図で
応援コメントをいくつかご紹介する企画をたてました
応援コメント第1回
本日からスタートです。まずはつばめの会の顧問でもあり
この動画のToomy先生の専門家向けのトレーニングを過去に受講されている
綾野理加先生に応援コメントをいただきました。
Q:普段このような子供へのお仕事のかかわりはどのようなことをされていますか
A:
病院の摂食嚥下外来や病棟などで、食べることが難しいお子さんへ
食べるための治療や練習(摂食機能療法、摂食指導)をしています。
N I C Uなどで哺乳障害の赤ちゃんの哺乳指導をしています。
飲み込みが難しいお子さんには検査(嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査)をして、
どんな食べ物をどのように食べたらいいのかを見つけることもしています。
Q:この動画はどのように役立つと思いますか
食べるための身体の仕組みの難しさ、食べ方を獲得するための治療に携わる中、
食べないお子さん、食べたくないお子さんにお会いしてきました。
どのような対応法があるだろうか探すうちにSOS Approach を知り、2006年に受講しました。
大人にとって食事は座る、食べる、の2ステップくらいのことですが、
子どもにとって食事をする、食べ物や食べることを好きになるにはいくつものステップを踏んでいくこと、
大人たちは、食べることについての決まり事(と思われているだけのこと)に囚われすぎなのだと知りました。
お子さんが食べなければ親御さんは心配になり、様々な方法を試すのではないかと思います。
その中に正解がなければますます悩む、そんな気持ちになってほしくはないのです。
この動画をご覧になって、お子さんの食べることについて知って、
食べたくないお子さんの対応を知ることで気持ちが楽になる、食事が憂鬱でなくなることにつながれば嬉しいです。
食べたくない子は機能訓練では食べたい気持ちにはならないのだということを
改めて子どもの食べることに関わる専門家の方々にも知っていただく良い機会の様にも思います。
Q:つばめの会、またはこのクラファンにコメントをお願いします
大学を卒業後28年、摂食嚥下障害を専門にしてきました。
保険で食べる機能の障害に対する摂食機能療法ができて27年ですが、
未だ日本中どこでも同じように食べることの指導や治療を受けることができていないと感じています。
そのため、親御さんは悩み、独自で食事法を考えたりすることもあるでしょう。
つばめの会はさまざまな理由で食べることが難しいお子さんの親の会です。
食べることは当たり前のこと、病気があっても口から食べれば元気になる、と思われがちです。
しかしお子さんの全身状態によってはそれが叶うことができない方もいらっしゃいます。
当事者でないと知らない、わからないことが多く、親御さんは一人悩むことも多かろうと感じます。
先輩に質問したり、皆さんで学んだりしながら、自分だけではない、と少しでも安心していただいたり、
進む方向を見つけたりできる場所がつばめの会だと思います。
また、食べることに関わる専門家であっても、食べることが難しいお子さんは、
いわゆる摂食嚥下障害だけではないこと、それゆえに摂食嚥下リハビリという対応が向かない方もいらっしゃること、
を知らない方もいらっしゃる様に思います。
つばめの会はお子さんに関わる学会で展示をし、食べることが難しいお子さんについて専門家向けにも啓蒙活動している会です。
今後も私ができることをお手伝いさせていただきたいと思っています。
つばめの会より
いかがでしたでしょうか。綾野先生のコメントにあった通り、(コメント中の強調はつばめの会です)
日本中どこでも同じように食べることの指導や治療を受けることができないのが現状で
つばめの会の会員も基礎疾患や医療的ケアを抱えながら、新幹線や飛行機を使って宿泊しながら食べることの診察を受ける方も多々います。
日本中で、そして多くの支援者がこの知識を得る事、さらに保護者自身が対応法を知ることで
改善ができるのであれば医療も支援も保護者にもよい方向になると思います。
引き続きご支援をお願いします
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