第40回日本障害者歯科学会総会および学術大会に患者会としてブース展示を出展させていただきました。
会期中、たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。
多くの企業ブースの中で唯一患者会のブースでしたが、企業の皆さまに温かく受け入れていただきました。
過去の出展に比べ、さらにたくさんの専門職の皆さまが「食べること」にご興味を示してくださった印象を受けました。
ブースでのお声がけも変化してきており、「ホント、(歯科医師の)私たちこそ食べることについてもういい加減、ちゃんと勉強しないとだめですね」 「私たち(の職種)にできることやできる声かけがないか、と思って」 「歯科医師ではないのでできることは限られますが、歯磨きのお話をする時には必ず『食べること』の話をすることになるので、きちんとした知識を持っておきたい」 などなど、歯科治療だけでなく『食べる』を含めた患者の生活に目を、気持ちを向けてくださるご様子が窺われました。
また、「今、もう大人になっている人たちをみていて、『もっと早い時期に適切に関わったり声掛けをしていたら違っていたのではないか』と思うと、今目の前にいるこどもさんたちにもっとできることを、と思って…」という方もお一人お二人ではありませんでした。
こどもたちは時間とともに成長します。
今日の声かけや関わりがこどもたちの明日、5年後、10年後の生活に繋がっている。
10年後に「食べること・飲むことに課題を抱えるこどもたちとその周りの人たち」が今よりも生きやすい社会に少しでも近づいているように、つばめの会は動いていきたいと思います。
ここにご紹介させていただいた以外に、非常に大勢の参加者様にお立ち寄りりいただいたことが嬉しい一方で、お名前やお写真をお願いする余裕がなかったことは残念に感じております。
また次の機会にぜひあらためてお名前を頂戴できればと思います。
ありがとうございました。
国立成育医療研究センター 歯科衛生士 世川晶子先生
会の顧問をしていただいている綾野理加先生
ブースにお越しいただいたタイミングにご一緒になられ、せっかくでしたのでご一緒のお写真をいただきました。
世川先生には患者側と医療者側の温度差やコミュニケーション不良、コ・デンタルの方々に期待することなどお伝えしました。
綾野先生には会期中、何度もお立ち寄りいただき、パワーをいただきました。
今回、何人もの方が先生の発信に影響を受けた、とブースを訪れて色々なお話をしてくださいました。
先生の蒔いてくださった種がきっと花に、実になる日が来ると思います。
これからもよろしくお願いいたします。
名古屋のはっとり歯科クリニック 服部哲雄先生。
校医だけでなく、地域でも発信の機会を開催されているとのこと。
開業当時から30年間、地域で「歯の話」を続けておられます。
先生は「ママたちは多くの情報の中で、良き母親像を求められ、子育てのはざまでひとり不安を抱えている」(2023年10月25日号愛知保険医新聞「歯界散歩」掲載記事より)という温かい目線で親子に関わってくださっています。
その他にもたくさんのお話をお聞かせいただくとともに、当会の思いなどもお伝えさせていただきました。
秋山歯科医院 秋山洋先生
お忙しい中、応援に立ち寄ってくださいました。
お急ぎのところ無理を言ってお写真をいただきました。
兵庫県尼崎市の村内歯科医院 村内光一先生 齋藤知子先生
地域でも支援学校をはじめ様々な場で多くの患者さんに関わっておられます。
令和6年3月3日(日)には小児STさん向けのお勉強会も開催されるそうです。
「こどものドヤ顔みたい会」で検索してみてください。
小児に関わってくださるSTさんが増えますように。
長野県諏訪郡 かがやき歯科クリニック 三井貴信先生
茅野市諏訪郡歯科医師会の理事もされている先生です。
当事者として小さい頃これまでの様々な状況や思いをスタッフから伝えさせていただき、温かい思いで耳を傾けていただきました。
鈴木歯科医院 中村麻理先生
「これから認定医を取るところです」とのこと。
これからまだまだたくさん勉強しなくてはならない、とおっしゃっておられました。
たくさんの「食べること・飲むことに課題を持つこどもたち、悩む保護者」が先生を待っています。
よろしくお願いします。
会の顧問をしてくださっている弘中祥司先生
理事として、演者としてお忙しい会期の中、ブースに応援に駆けつけてくださいました。
いつもありがとうございます。
患者会側もできること、すべきことを進めていこうと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
中野区歯科医師会スマイル歯科 関谷晴彦先生、林昭彦先生
揃ってお立ち寄りくださいました。
「向井先生に言わせたら僕らはまだまだ、ですよ」と控えめなご発言。
ぜひまだまだこれからもよろしくお願いいたします。
大河歯科医院 歯科衛生士 岡本美子先生
今回展示を担当していたスタッフと全く別の繋がりで繋がっており、ブースに応援に駆けつけてくださいました。
ブースで偶然「生・綾野先生」に遭遇し、緊張しつつもさらにいい刺激になった、とのこと。
これからもよろしくお願いします。
神奈川県藤沢市 イーライズ こども歯科橋正クリニック 高田 幸太郎先生
クリニック所属の歯科衛生士さんやST(言語聴覚士)さんたちがもっと「動ける」形を模索されているとのこと。
小児の訪問診療なども進めていきたいと医療者同士の繋がりについてもお考えをお聞かせくださいました。
滋賀県多賀町 山口歯科医院 山口正尚先生
食べる・飲むことに課題のあるこどもたちについてご興味を持っていただき、またクラウドファンディングで日本語版動画を完成・公開に至った「SOSアプローチ」についても興味深く耳を傾けてくださいました。