2019年6月21・22日の2日間にわたりタワーホール船堀にて開催された第66回日本小児保健協会学術集会の出展が終了しました。
この学会での展示は63回についで2回目となります。他の展示会でも暖かくお声がけくださる先生方だけでなく、初めてお会いする先生方も多くいらっしゃり、当初の予定数以上のご紹介をさせていただきました。
小児科医や歯科医に関連する医師やコメディカルだけでなく、特に学校の先生や保育園の先生、栄養士さん、また、専門の学生さんを教育される立場の方など、多くの方々にご説明することができました。
特につばめの会は食にまつわる会ですので、医学だけでなく多くの社会的な場所でも関連が深く、このような場で多くの方とお話をさせていただいたのは非常に貴重な機会でした。
21日には、つばめの会の顧問の弘中先生が登壇されるシンポジウム「口腔機能の発達と発達不全」がありました。弘中先生も、ブースにお立ちよりくださいました。
今回の学会では 、春に発行したつばめ会ニュースレター第7号に掲載した「フードチェイニング」について、ご紹介する機会が多かったです。
フードチェイニングは、例えば白いご飯しか食べない子の食の広げ方の方法です。
フードチェイニングに関する記事は、神奈川県立こども医療センターの偏食外来をされている大山牧子先生のご講演をまとめたものです。
https://tsubamenokai.org/works/publication
(つばめの会の発行物 > ニュースレター > 第7号 をご覧ください)
今回はつばめの会の資料以外に見本として設置した、神奈川県立こども医療センターさんの資料「楽しく食べる」「いつどこで食べる」「いつからなにをどのように食べる」「チューブばいばい作戦」の資料も多くご質問いただきました。
この資料は 神奈川県立こども医療センターさんのサイトからも閲覧、印刷が可能です。
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/cat111194/
とてもわかりやすいのでおすすめしています。
大山先生もまさに今回ご発表されていて、聴講された方がつばめの会のブースでニュースレターを持ち帰るということもありました。ブースにいらしてくださった大山先生との1枚です。
また昭和大学歯科病院 口腔リハビリテーションで「経管栄養を離脱するには3歳までの受診が効果的」という論文を書かれた石崎明子先生、同大学院生の大田先生もお立ち寄りくださいました。
この論文は展示ブースでもご紹介していて、ご興味お持ちの先生方が多くいらっしゃいました。
今回の大会長の東京大学 小児科教授 岡先生もお立ち寄りくださいました。学校や保育園の先生方からの食べさせ方に関するご質問が多いことなどのお話しをしましたところ、そのようなテーマが多いことなどを教えてくださいました。
大阪南医療センター 小児科長の井上徳浩先生と、大阪狭山食物アレルギー・アトピーサークルの田野成美さんも、ブースにお立ち寄りいただきました。田野さんは、3日目の「シンポジウム 5 研究や活動を通してアレルギー予防に成功した事例の紹介」において、アレルギーの子供の親の立場で登壇されました。
その他の患者会や関連ブースとしては、「NPO法人ぷるすあるは」さん、子供の為のサプリメント「mog」さんのブースを拝見しました。
「NPO法人ぷるすあるは」さんのブースは、気持ちの伝え方、状態の伝え方やその絵本など、便利なだけでなく可愛らしい素材を多く置いておりとてもファッショナブルかつ暖かい雰囲気です。ぷるすあるはさんのウェブサイトには無料ダウンロードできる素材もたくさんあります。
子どものサプリメントmogさんの製品は、過剰摂取しても問題ない、けれど、経管栄養や少食すぎると心配になる栄養が摂取できる、とても考えられた製品でした。
注入するために水で溶かす方法や、溶かしたものの試食もあり、安心してご紹介できます。
皆さま、この度は2日間ありがとうございました。