活動報告

阿真京子さん応援コメント「どこで見分けてどう専門家につなげていくのか」

つばめの会のクラウドファンディングはお陰様で目標金額には達成しました。
この先は動画の目的でもある「知っていただく」ために継続します。
この動画がどんな動画か、そして、つばめの会は何をしている団体かをご理解いただくため
応援してくださる方のメッセージをご紹介していきます。

阿真京子さん

肩書もご活躍も幅広い阿真さんのことは、ご存じの方も多いと思います。
家庭で知っておきたいことを親が学び安心することで小児医療の適切な受診にもつながる、という
一言では言えないのに本質をついた活動をする「知ろう小児医療 守ろう子どもたちの会」を親の立場で立ち上げられ、
医療を市民の立場からよくするという活動は一つの団体にとどまらず、
厚労省の様々な検討会などでも委員として参画されているのはご存じの方も多いことかと思います。

今は「病院へ行く前に知っておきたいこと」を書籍とウェブサイトで届けるプロジェクトをはじめ
様々な役割を担いながら各方面への真摯で暖かな挑戦を続けていらっしゃいます。

阿真京子さん顔写真

阿真京子さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 
阿真京子さんからのメッセージ

皆さまこんにちは。阿真京子と申します。
目標額はあっという間に達成されたのですが、7月18日まで続くことの意味は
「一人でも多くの方にこの問題を知っていただきたいから」。その思いに共感し投稿いたします。

 

私は小児医療のかかり方をたくさんの保護者が知ることで、
保護者の不安を減らし医療環境の負担を軽くしたいという思いで活動をしてきました。

団体は2020年4月末に畳み、現在は様々な活動に関わりながら、変わらずに多くの人が「知る」ことによって医療の環境をより良くできるようにと思っております。

 

今回つばめの会がクラウドファンディングで呼びかけた内容は、「食べられない子どもを持つ親がどのように対応するか、何に注意するか、海外にある対応方法を学べる動画の日本語版を作る(印刷物の制作や配布なども)」というものです。

児童心理学者のケイ・トゥーミー博士が開発した「摂食に問題のある子どもを評価・治療するために開発したプログラム」で、”約30年”もの歴史があるそうです。

気持ちやしつけの問題にされがちなこのテーマに、すでに30年もの歴史あるアプローチがあるということに希望とそして同時に落胆も覚えます。
実際、この国では、まだまだだ・・・ということからです。

 

「食事」という問題になると毎日のことであり、身近だ、ということもあって、「昼間、身体を動かすことが足りていないのでは」「甘やかしているだけでは」「お腹の中にいるときにお母さんが偏食だったのでは」などと安易に言われてしまうこともあります。

 

この動画や制作物によって、子どもが食べられないことに深刻に悩む親が救われ、確かなことが多くの親や親子の周りにいる支援者に伝わることで、自分やわが子を責めたりつらい思いをする親子が減っていくように、と願います。

 

目標額はすでに達成されていますが、自身のクラウドファンディング終了後に発生したもの(思っている以上に費用がかさみます・・・)を鑑みても、支援はそのときに受けられるものをきちんと受けることが大切だと思います。ぜひ、必要性を共有してくださった皆さん、今からでもぜひ、ご支援そして周囲の方で食の問題で深刻に悩まれているひとりでも多くの方にこのプロジェクトについてお話いただけると幸いです。

 

ミニ動画を見て

これは、親、そして子どもの周りにいる人たちに知っていただきたい内容だと思いました。

食べることはあまりにも日常の、暮らしの中にあるものなので、非専門家が、ああでもないこうでもないとあちらからもこちらからもアドバイスをしてきます。

昼間遊ばせれば食べる、外遊びが足りないのだ、そのような子とそうでない子、いったいどこで見分けてどう専門家につなげていくのか。

 

動画の中で児童心理学博士が「食べることは、座る⇒食べる、の2段階のプロセスではない。
食べることには、もっと細かい段階がある。
新しいものを食べる学習には、定型発達児の場合で20~25段階ある。食べることに問題のある子の場合、平均で32段階ある。自閉症スペクトラム障害がある場合、40~60段階を必要とする子もいる。」とお話されていました。

そのステップをいかにして踏んでいくか、本編では細かい方法を解説されているとのこと。

また「偏食の子」と「食べられない子」を見分け、対応方法が異なるということもとても大事なことで、支援者が知っていなければいけない内容だと思います。

 

音楽や文字の補足もあって、とても見やすくなっています。完成がとても楽しみです。

 

つばめの会より

阿真さんのコメントにありますように、困っている家族や子どもに情報と支援が届くには、まだ時間がかかっています。

つばめの会と、阿真さんの活動とは目標は違えど共通する思いがあります。
それは、必要な方に適切に医療や支援を届けられる、ということです。
食べ(られ)ない子どもへの適切な医療の介入は、私たち親の会だけでなく、顧問の先生方、応援してくださる方の強い強い思いです。

阿真さんも書いてくださっている紹介動画はクラウドファンディングの紹介や宣伝として使うだけでは、もったいない気がするほど短く、かつ、わかりやすいので、ぜひご覧ください。

いよいよ本クラウドファンディングも終盤7/18が最終日、終盤に差し掛かっています。

引き続きご支援お願いいたします!

クラウドファンディングはこちらから

 

 

 

 

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