Feeding Mattersに関するウェブの記事
アリゾナ州で食べられない子を支援・啓発する団体「Feeding Matters]についてのウェブニュース記事を翻訳にてご紹介します。
日本と状況が似ている部分も多々あります。
元記事はこちらです。
以下、該当記事をつばめの会にて和訳してご紹介します。
会による和訳ですので一部、完全でない部分もあるかもしれませんがご容赦ください。
つばめの会による記事和訳(以下和訳)
Feeding Matters は幼児栄養補給障害のある子供達に対する認識を喚起するだけでなく、世界中の該当する家庭に支援システムと教育をもたらしている。
幼児栄養補給障害とは栄養補給がひどく崩壊してしまっている子供や幼児として形容することができる。
この子達は「好き嫌いのある子供」や「ある発達段階のまま歳だけとってしまった」のではなく、摂食をネガティブな活動ととらえ、身体が完全に拒否するのだ。
幼児栄養補給障害に関連する医学上の問題(子供が高いリスクにさらされる医学的症状は300ほど存在する)には食物アレルギー、自閉症、心疾患全般が含まれ、ほとんどのケースでShannon Goldwater さん(写真)の三つ子や、CEOの娘、かつ事業部長であるChris Linnさんの娘のように、赤ちゃんは未熟児で生まれている。
幼児栄養補給障害はまた、一般的に診断が下されるものではなく、多くの医療提供者は認識すらもしていない。
LinnさんはFeeding Mattersは「幼児栄養補給障害は学校のカリキュラムにないものだから、情報の橋渡しとなり、医療提供者に情報を提供しようと努めている」と語る。
2006年に地域的に設立されたFeeding Mattersの主要な目標の一つは、幼児栄養補給障害を医療提供者間において独立した診断名にすることである。
近年、当組織は合意文書が米国小児科学会によって承認されるのを待つ一方、小児医学誌Journal of Pediatricsにおける掲載をめざしている。
Feeding Mattersは多くの医療提供者に気づきをもたらすよう懸命に働きかける一方、栄養補給障害のある子供をもつ多くの家庭に多大な支援を提供している。
当組織は幼児栄養補給障害をなんとかやり過ごしてきた家族と、その航海を始めたばかりの家族とをマッチさせる「power of two(”2”の力)」プログラムを提供して、疲労困憊するような経過を通じて支援とガイダンスを提供している。
Linnさんは初めて経験する親達は「ひとりぼっちで孤立し、恐怖を感じ」ることがあり、(すでにそれを経験してきている親は)どのようなものかを伝え、自信を持つように元気付けることができるもので、それが私たちの活動の中心です、と語る。
同団体のウェブサイトには、幼児と子供への栄養補給についての質問事項や、多くの情報源や情報があり、親たちは栄養補給の問題を引き起こす可能性のある危険信号の要約を知ることができる。
Linnさんは親たちが「質問事項の結果を印刷したりメールして医師に見せることができ、(これによって)困った状況にある親たちが現況を理路整然と説明しようと試みる代わりに、それについてよりよい対話を開始することができます」と語る。
Feeding Mattersは、2016年に米国全体および他の12か国の65,000人以上の親たちおよび医療従事者に広がり、幼児栄養補給障害が世界的な問題であることへの周知を深めており、Linnさんは「「Feeding Matters」は進み続けるこの特定の問題に集中する世界で唯一の団体です」と語る。
(以上和訳)
Feeding Mattersのサイト
https://www.feedingmatters.org/