第29回日本外来小児科学会年次集会に出展しました
2019年8月31日〜9月1日の両日、福岡国際会議場で開催された日本外来小児科学会にて患者会ブースに出展致しました。
直前までの九州北部の大雨の影響が心配されましたが、会場周辺は大きな被害やトラブルなく、予定通りの開催となりました。
今回は、展示を担当した長谷川からのご報告です。
患者会に暖かい外来小児科学会年次集会
元々この学会は患者会に温かく、「患者・患者家族からの発信に学ぶものが多い」という有難いお声をかけてくださるのですが、
今回も会頭の吉永先生をはじめ、実行委員の先生方や参加される先生方にとてもお心を寄せていただいた2日間となりました。
今回はブース内で公式サイトにも載せてある当会のプロモーション動画をエンドレスで流す、という新しい試みにも挑戦。
他の患者会さんや会の運営に支障が出ないように、ボリュームは抑えて、ではありますが、会話の糸口にもなりました。
各会場の運営との擦り合わせをしながらにはなりますが、今後も可能な範囲で実施できたら、と思います。
2日間を通じ、いつも気にかけてくださるお馴染みの先生方、初めてお立ち寄りくださる先生方、
医師だけではなく他の職種の皆様などたくさんの方にお声かけいただき、また資料を手にとっていただく機会を頂戴しました。
今回のブースでの出来事
今回、ご自身が開業(診察)されている地域について
「(それぞれのエリアで)相談にのってもらえる医療機関とかって把握されていますか?」
というお尋ねを下さった先生が複数いらっしゃいました。
当会では学会でのブース展示の際にはご相談にのっていただける医療機関や施設の登録などをお願いすることも活動のひとつとしていますが、
やはりまだまだ受診・相談に繋がることも難しいのだとあらためて感じました。
それでも、回を重ねるごとに
「いるんだよね、食べなくて困ってる子」
「ちょっと相談されて」
など、先生方や看護師さん、セラピストの方の中に「食べない(食べられない)・飲まない(飲めない)」こどもたちに出会い、
親御さんに寄り添いたいと思ってくださる方が増えていっていることを強く感じます。
大きなうねりになるには力不足かもしれませんが、地道に積み重ね、繋がることはきっとなにかの力になる。
あらためてそんな風に感じた2日間でした。
写真とお礼
ブースにお立ち寄りいただいた方々の一部ではありますが、お写真をご一緒させていただいた皆様の画像を掲載させていただきます。
ご紹介は各画像のキャプションをご参照ください。
最後になりましたが、たくさんの準備と運営にご尽力くださった先生方、スタッフの皆様、ご一緒くださったたくさんの患者会団体の皆様。
たくさんの出会いと学びとそしてエネルギーを頂戴しました。
ありがとうございました。